βエンドルフィンには強い鎮痛作用があり、俗に"脳内モルヒネ"とか"脳内麻薬"と呼ばれている。では、あまり出しすぎると中毒になるのかというと、「βエンドルフィンはモルヒネと似た物質ですが、脳内で分泌される量は必要最小限で、いらなくなったら別の神経物質で分解されてしまいます。ですから中毒になることはありません。
ちなみにドーパミンに似た物質を人工的に作ったものが覚醒剤。人工的に作った麻薬は脳内で分解しきれないほど量が多いので、幻覚作用を引き起こしたり中毒に陥るのです」
※引用 阿部聡インタビュー記事 an・an 2006年7月26日号 (c)株式会社マガジンハウス |