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夫が気分屋で、機嫌が悪いと取りつくしまもありません。




『ものまね細胞』の作用で降参させましょう
どうしていいかわからなくて、おろおろしてハレものに触るようにすると、ますます夫は増長します。
逆襲してみましょう。といっても、自分もプンプンするのではなくて、夫と同じポーズをすればいいんです。たとえば夫が腕組みをすれば、あなたも同じように腕組みをするんです。
人間の大脳にはミラーニューロンという神経細胞があります。これはいわば『ものまね細胞』。この細胞があるから、人は相手の行動を見て、そのままマネができるんです。言葉によるコミュニケーションができない赤ちゃんが、親のマネをするのも、ものまね細胞の作用です。
この細胞は1991年、イタリアでサルの脳に電極をつけて実験していたときに発見されました。サルの前でジェラートを食べていたところ、サルの脳がジェラートではなく手の動きに反応して、マネをしたところから発見されたのです。
そして、相手が自分のしぐさをマネすると、マネられた本人は嫌な気持ちになって、その動作をやめたくなるように、人間の脳はできています。
そうやって、夫が不機嫌なときにするいろんな仕草を、どんどんできなくしていくことです。その効果で不機嫌な仕草をしなくなれば、夫の気持ちもだんだん落ち着いてきますよ。

※引用 阿部聡コラム「主婦のありがちトラブル回避術」女性自身 2006年4月4日号 (c)株式会社光文社




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