女性ホルモンは、皮下脂肪を増やしたり、皮膚の水分保持能力を高める、頭髪を丈夫にするなど、女性の美しさを保つ上で重要な働きをしています。また、神経細胞を保護する働きがあり、痴呆の予防やうつ症状の改善にも効果があると言われます。
その反面、血液を固まりやすくするために、血栓が出来やすくなるので、心臓病のある方には危険です。
最近、ホルモンを補充することによって、乳癌の危険性が高まるという調査結果が米国で発表され、ホルモン補充の治験を中止したという報道がありました。
白人女性に比べて、日本人女性はホルモン補充の必要性が少ないと言われていますが、それは食生活に秘密があるようです。
日本人は大豆製品を食べますので、それに含まれるフラボノイドが女性ホルモンに似た働きを発揮しているようです。しかも、量は少ないですから、乳癌が発生する危険性は低いと考えられます。
植物にはフラボノイドを含むものが多いので、こういった観点からも大豆や野菜をしっかり食べるという事が大切だとわかります。
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