うつ病と怠け者の違いですか・・・・・難しい質問ですね。
うつ病というのは、「がんばれ」という神経伝達物質(ホルモン)は脳の中で十分作られているにもかかわらず、その指令を受けて実際に活動をする神経伝達物質(ホルモン)が作られないということから起こります。ですから、うつ病の人にがんばれといってはいけないのです。本人は十分すぎるぐらいそういう指令は出しているのですから。にもかかわらずそこから先のホルモン不足でジレンマに陥っている状況です。
治療はそういったホルモンに似た薬を補ってあげることです。大体2週間ぐらいでかなり症状は良くなります。その状況からいろんな心理療法を受けられるといいと思います。
本来、「うつ」とは英語ではdepressionといいます。 Expression(表現)できないということなのです。我々は表現するのに言語つまり左能を多用します。ところが表現するのは何も言葉には限りません。音楽や絵画、映画、書道などの芸術も表現の一種です。右脳主体の表現です。
ですから、何も人と同じ方法で表現する必要などないということなのですね。そのことに気がつけば案外早く脱出できるかもしれませんよ。
ずぼらな怠け者になることがうつ病の脱出法ともいえます。
自分を怠け者と思う人は「うつ」になりやすい人です。決して「怠け者」ではありません。怠け者は自分のことを怠けているとは思わないものです。
思いっきり怠けてください。あなたの人生の主人公はあなたなのですから。好きに使ってください。
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