まずは、偏平足による弊害ですね。これはあまり日本では医学的には注目されてこなかった分野です。むしろ、靴のメーカーやスポーツ医学で研究が進んでいます。
そもそも、欧米式の靴が日本人の体型や足に合ってるわけがありません。ですから、国産の靴メーカーの研究が待たれるところです。
というわけで少し医学と離れた知識でお答えします。
そもそも、足の裏は軽い湾曲をすることでアーチ状となり、重い体重をあれだけのちっぽけな部分で支えることができるようになっています。元来人間ははだしで生活をしていたわけで、そのころにはがっしりとした足で大地を踏みしめていたために、偏平足の方は少なかったと思われます。
それが、現代になるにつれ、土踏まずがだんだんとなくなってきました。これは、あまり歩くことのなくなった現代社会の生んだ病気とも言えます。移動も車であったり、靴を履いて歩くことでだんだんと足の裏のアーチがなくなってきたわけです。
そのため、余分な負荷がひざや腰にかかり、さらに偏平足を悪化させるという悪循環が生じています。そこで、お勧めははだしで歩くこと、しかも土の上をということになります。舗装した道路の足に掛かる負荷は相当なものです。却って悪くしかねません。
友人が番組で、ある山里の畑を耕している元気なおじいちゃんおばあちゃんの足の裏の重心を測りました。毎日毎日はだしに近い状態で土を踏みしめていた人たちの足の裏の重心は、指の真後ろにありがっちりと大地を踏みしめていたことがわかりました。
一方、都会人のそれは重心がかなり後ろで、しかも全体に広がっていたことがわかりました。
で、どうすればよいか。まずははだしで歩くこと、あるいは、青竹踏み運動をすること、靴の専門家に相談してアーチのつくような靴に変えることなどが考えられますね。
多分、最近はそういった専門家もちらほらと出てきましたから、一度ご相談を。
東洋医学でも、足の裏はツボが集まっており重要なところです。意外と、そういったところを修正するだけで元気になった例もありますよ。
さて、次に皮膚の病気ですが。慢性の皮膚疾患に最近良いとされているのが「ビタミンH」です。市販のビタミン剤にも含まれて来ましたし、普通の皮膚科でも出してもらえます。あとは、お肌をどう清潔に保てるかということですが、これは一般の婦人雑誌などを参考にするとよいでしょう。なおホルモンの異常を心配されているようなので、まずはいちど皮膚科に相談されるとよいと思います。
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