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現代人はいろいろなものを食べますが、胃は大丈夫なのでしょうか?
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「腹も身のうち」というのは、「暴飲暴食をすると、お腹をこわしますよ」という警告です。
暴飲暴食というと、かなり乱暴に飲みかつ食う、というイメージがありますが、そうとばかりはいえません。
熱いものを食べたかと思うと、冷たいデザート。急いで食べたり、お腹は満足しているのに、"美味しい"といってはさらに詰め込んだり。食事時間も不規則で、間食も頻繁。さらに、夜、めん類などを軽くいただき、満腹感の中で"おやすみなさい"をする。これも立派な暴飲暴食です。胃は休む暇もありません。
幸いなことに胃壁は内側から外に、粘膜層、粘膜下層、1層目の筋肉層、2層目の筋肉層、外壁と5つの層に別れています(十二指腸も同じ)。このような構造のおかげで、多少の無理には耐えるのですが、内側から4番めまで胃液に侵されてしまうと胃潰瘍(十二指腸潰瘍)になります。
「胃病は臆病」ともいいます。構造は丈夫でも、精神的なストレスには弱いもの。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、ストレスに関連して発症するケースが増えています。過労・飽食・ストレス・・・・・・胃はとてもデリケートなのです。
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