「生きる」ことは、ただ生きているという状態ではありません。
病気を理解し、1日でも早く回復したいと願い、治ることを信じて積極的に生きようとする人。
何事もプラス思考で考え、感謝して生きる人。
そのような人は、病気の回復が早く、日増しにたくましくなっていくことを、私はこの目で何度も確認しています。
逆に、つねに恐れ、物事を否定的にとらえ、マイナス思考で対処し、不平・不満が多く、皮肉に満ちた人は、残念ながら病気の回復が遅いのです。
遅いばかりでなく、回復してもまた病気を抱えて、再入院するケースが多いのです。
私は宗教者ではありませんが、「信じているものは、信じているようになる」。これはどうやら事実のようです。
自然に備わっている治癒力・回復力・抵抗力は、明るく、いきいきと生きようとしている人に味方します。
「病は気から」という言葉があります。
気持ちは体に影響する。このことは、みなさんがすでに実感していることではないでしょうか。
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