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カプセルには、どんな工夫がされているのでしょうか?
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カプセルは,錠剤には出来ないような粉薬をのみやすくするために,ゼラチンで作られた小さなケースに薬を詰めるものです.
カプセルには二種類あって,ひとつは端が閉じたの円柱状のケース2個を合わせて,中に粉薬や顆粒を詰めているものです.
もう一方はソフトカプセルと言って,柔らかいカプセルの中に,液状の薬がくるみ込まれているものです.
顆粒が詰めてある場合は,一種類だけでなく,腸で溶けるものや胃で溶けるものなどを混ぜ合わせて,吸収が効率的になるように工夫された,複雑なものもあります.
最近,狂牛病の話題がマスコミを賑わしました.そこで,カプセルを作る「ゼラチン」の品質が問題となっています.
いちおう,安心だとは発表されていますが,口から入れるものはやはり,薬剤師が管理の目を光らせる必要があるでしょう.
医薬品は「安全性」が命です(もちろん「効果」が一番の目的ですが,いかに効果があったとしても,安全性に欠けるものは失格!).
疑問を感じた場合は,すぐに薬剤師や医師に相談して下さい.
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