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薬には、なぜ「食前」「食間」「食後」の区別があるのでしょうか?





薬はできるだけ効果的に飲みたいものです.

効果的というのは,薬が一旦からだの中に吸収されることが前提となります.そこで,最も吸収がよい飲み方を考えるわけですが,食前や食間に飲むというのは,胃袋が空っぽの時に飲む方が,薬の吸収が宜しいからです.
ただし,そのまま飲むと胃を荒らす薬もありますので,そういう薬は食後に飲みます.

食事と一緒に胃の中にある方が,吸収の良いお薬もあります.これは,食事の中の脂肪分が,その薬の吸収を高めることがあるからです.

糖尿病の患者さんが飲む薬で「食直前」という指定のあるものもあります.これは,糖分の吸収を遅らせるもので,食べ物と一緒に存在して初めて,作用を示すものですから,空腹時=食間や食後ずいぶん経ってからでは,効果が現れません.

そのほか,忘れずに飲むという意味から,一日3回,毎食後,という飲み方が割合一般的です.




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