大変なご苦労お察し申し上げます。
まず、嚥下障害は脳幹部に近いところが詰まった可能性を示します。ゆっくりと固形物を取る事からリハビリはスタートします。流動物は飲み込みづらく、固形物は比較的、飲み込みやすいはずです。回復はゆっくりですが、かなりな機能回復が望めるはずです。ただし、どうしても御自身の感覚としては少しぎこちなさが残るかもしれません。
いずれにせよ残された機能を十分に使えるようにリハビリを頑張られた方がよさそうです。
脳梗塞と腫瘍には特に関係性はないと思います。嚥下障害は腫瘍でも起こってきますが、今回の脳梗塞の後に起こったとしたら、多分脳梗塞によるものと考えた方がよさそうです。
甲状腺の腫瘍にはいろいろな種類がありますが、甲状腺の場合悪性だとしてもその治癒率はかなり高く、是非専門医の診察をお勧めします。
よしんばガンであったとしても、いわゆる一般的な胃がんや大腸がんなどに比べると本当にガンとして扱っていいのかと言うくらい良性です。
ですから、ご心配なく精密検査された方が良いでしょう。
大きな病院か、東京近郊なら金地病院(03−3821−6433)へお問い合わせ下さい。私も関係している甲状腺の専門病院です。
食道近辺の腫瘍とすると、内視鏡やバリウムの検査が必要です。早めに精査される事をお勧めします。
手術になるのか、薬で治すのか、放射線で直すのかは見なければなんともお答えできません。
いずれにせよ、もう一度ちゃんとその担当の先生にお尋ねされる事が第一です。今、貴方に関するデーターを最も持っているのがその先生なのですから。
それでも駄目なら、お近くの大き目の病院か評判の良い病院へ行かれる事をお勧めします。
どうぞ、ご自愛下さい。 |